2013年11月29日金曜日

Debian のインストールパッケージ

今回の Debian のインストールでは、以下のパッケージをインストールしておいた。
これで、SDPA 関係や論文関係に必要なパッケージはほとんどインストールでき、あとは必要に応じてインストールすることになる。

sudo

(EDITOR=vi visudoで修正)

ssh
rsync
bash-completion
lxde-core
slim
xserver-xorg

(sudo dpkg-reconfigure slim で slim がログイン画面になるように設定)

sdpa libsdpa-dev sdpam
fonts-vlgothic
uim-mozc uim-xim uim-dict-gtk uim-dict-gtk3 uim-gtk2.0 uim-gtk3
locales
(sudo dpkg-reconfigure locales で日本語環境を導入)
build-essential
automake
linux-headers-amd64
virtualbox の guest-additions
gitk git-el
emacs-mozc
yatex
(sudo apt-get purge texlive*doc でドキュメントファイルは削除)
xdvik-ja
imagemagick evince
gdb
cron-apt
zip unzip


今日の作業内容:Linux インストール1h + Windows インストール 2h
今日のランチ:シッダルータ ダルカレー
明日の予測作業時間:2h


2013年11月28日木曜日

Debian で LaTeX を一括導入

昨日から Linux のインストールをしていて気がついたが、LaTeX を一括導入するのに、

$ sudo apt-get install yatex

と YaTeX をインストールすると便利である。
(Emacs などもインストールされる。)

ただし、TeXLive では texlive-*-doc というドキュメントファイルが相当な大きさになっていて、これらもインストールされてしまうので、

$ sudo apt-get purge texlive-*-doc

としておくと、ディスクをスリムアップできる。

今日の作業内容:Linux インストール 2h
今日のランチ:味庵 レバニラ
明日の予測作業時間:4h


2013年11月26日火曜日

Windows の設定

最近になって Windows を新規インストールしているので、自分で使うソフトなどをインストールしている。
インストールするソフトとしては、

1. Virtualbox
2.Putty
3. WinSCP
4. xkeymacs
5. DVD ドライブ関係
6. プリンタ関係
7. スキャナ関係

なにはともあれ、Virtualbox で Debian をインストールするのが、もっとも重要かもしれない。
でも、こうやって必要なソフトをインストールしていくと、自分に使い勝手のいい環境が少しずつだけどできていくので、より便利になってくる。


今日の作業内容:Windows インストール 2h
今日のランチ:食堂 シーフードフライ
明日の予測作業時間:5h



2013年11月25日月曜日

ssh で sudo をすると X11 が通らなくなる問題の解決方法

Matlab を数値計算サーバーにネットワーク越しにインストールしようとすると、ssh したあとに sudo をすることになるが、普通に ssh + sudo だと X11 を通せなくなって、Matlab をインストールできない。
これを回避するには、

$ sudo XAUTHORITY=~/.Xauthority -s

とするとOKであった。
参考にしたのは、
http://d.hatena.ne.jp/suzumura_ss/20090714
である。

今日の作業内容:文章校正 1h
今日のランチ:サイゼリヤ ハンバーグ&ペッパーチキン
明日の予測作業時間:2h


2013年11月22日金曜日

PENNON がフリーソフトになった PENLAB

非線形の SDP などを解く商用ソフトウェアとして PENNON があるが、これがフリーソフトとして実装された PENLAB というものがある、ということを知った。
ダウンロードは、

http://web.mat.bham.ac.uk/kocvara/penlab/

からできるとのことなので、時間を見つけて試してみることにする。

今日の作業内容: Matlab インストール 2h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:2h


2013年11月21日木曜日

Emacs の mozc でカーソルの色を変更

mozc の調整もだいぶはかどって、ほとんどの不都合が取れてきている。
文章をそれなりに書いていると、細かいところがさらに気になるが、mozc が ON/OFF になっているときでカーソルの色が変わると便利なので、その設定を導入した。

参考にしたのは、
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1126727/1148503/69852240?page=2
で、~/.emacs.d/init.el に

(add-hook 'input-method-activate-hook
          (lambda() (set-cursor-color "blue")))
(add-hook 'input-method-inactivate-hook
          (lambda() (set-cursor-color "white")))

を追加しておいた。

今日の作業内容:原稿の校正 1h
今日のランチ:味庵 豚肉の細切りとにんにくの芽炒め
明日の予測作業時間:5h


2013年11月20日水曜日

mozc で文章が消えるバグ

Emacs で mozc を使っていると、文章が一部的に消えるというバグがあるようだ。
いろいろと実験すると、変換候補のリストが出てきたときに、その背景になった文章が消えてしまう、ということに気がついた。しかも、Emacs を起動してすぐではなく、ある程度編集してから、この現象が発生する。さらに、ここで消えてしまった文章は undo で復活できない。

変換候補リストが原因のようなので、
http://www.ubiqlog.com/archives/8538
を参考にして、
(setq mozc-candidate-style 'echo-area)
として、変換候補リストを Emacs の最下行に表示させるようにしてみている。
作業するときには、echo-area よりも overlay のほうが視点が移動せずに楽なのであるが、文章が消えるのでは致し方ない。

今日の作業内容:文章校正 2h
今日のランチ:たちばな ひらめ
明日の予測作業時間:3h



2013年11月19日火曜日

Emacs での mozc の設定(特に「全角/半角」の設定)

Emacs で mozc を使い始めているが、「全角/半角」での動作が不安定だったので、
http://d.hatena.ne.jp/kitokitoki/20110815/p3
を参考にして、~/.emacs.d/init.elに以下の内容を追加してみている。

(require 'mozc)
(set-language-environment "Japanese")
(setq default-input-method "japanese-mozc")
(global-set-key "\C-o" 'toggle-input-method)
(global-set-key (kbd "<zenkaku-hankaku>") 'toggle-input-method)
(add-hook 'mozc-mode-hook
  (lambda()
    (define-key mozc-mode-map (kbd "<zenkaku-hankaku>") 'toggle-input-method)))

mozc で一通り必要な作業ができることは確認できたので、これで進めてみることにする。


今日の作業内容:資料作成 4h
今日のランチ:食堂 若鶏の蒲焼
明日の予測作業時間:5h


2013年11月15日金曜日

LXDE で mozc を利用する

ibus.el がやはり不調なため、LXDE で mozc を利用することにした。

前回調べたときの問題点は、
(1) uim-mozc を用いるとターミナルのLxterminalが起動できなくなる。
(2) mozc のサジェスト機能が煩雑で文章を書く妨げになる。
ということだった。

このうち、(1) については、Terminator というターミナルを入れることで Lxterminal に自分が求めていた機能が使えることが分かった。インストールは
$ sudo apt-get install terminator
だけなので簡単であった。
Linux は、一つのソフトがうまく使えなくても、他のソフトでうまくいくときがあり、とても便利である。

(2) については、
「スタートメニュー」「設定」「Mozcの設定」の「サジェストタブ」に設定があり、これをオフにすることでサジェスト機能を抑えることができる。

今日の作業内容:書類作成 4h
今日のランチ:四川 豚にらもやし炒め
明日の予測作業時間:2h



2013年11月14日木曜日

SDP緩和でもタイトになりそう

この前、SDP緩和も DNN 緩和もうまくいっていなかった問題は、今日のところで SDP 緩和の構成方法を教えてもらったので、これでうまくいきそうな気がしてきた。
実際には、Matlab などで組んでみないとハッキリとは言えないけど、感触としては良くなってきた感じだ。

今日の作業内容:SDP緩和検討 1h
今日のランチ:ココナッツシュガー タイスキナーム
明日の予測作業時間:5h


2013年11月12日火曜日

DNN緩和もSDP緩和もダメだった

この前から考えていた SDP 緩和については、DNN 緩和についても検討してみたけど、構造的な問題で LP 緩和と同じ解しか作れないことが分かった。
もう少し違った方向で検討する必要がありそうだ。

今日の作業内容:緩和検討 2h
今日のランチ:食堂 味噌とんかつ
明日の予測作業時間:3h


2013年11月11日月曜日

サーバー検討の続き

検討していたサーバーについては、メモリを1600MHzで64GB搭載するのと1333MHzで128GB搭載するののどちらがいいかをもう少し考えている。
このあたりは差額が大きくないが、それに合わせてCPUをもう少し検討したいところだ。

今日の作業内容:サーバー検討 1h
今日のランチ:らく 鶏の照り焼き定食
明日の予測作業時間:2h



2013年11月8日金曜日

数値計算サーバーを検討

数値計算サーバーをそろそろ新しくするために候補を検討している。

現状の候補では、
ベース:Dell PowerEdge R515
CPU:AMD Opteron 4133 を2個
メモリ:64GB
HDD: 1TB 7200RPM
のあたりを検討しているが、Opteron をしばらく利用していなかったので、最近の Opteron がどのくらいの性能を持っているか(特に数値計算用に)を調べる必要がある。

今日の作業内容:サーバー検討
今日のランチ:ちゅらさん ゴーヤちゃんプル
明日の予測作業時間:1h



2013年11月7日木曜日

Linux のほうが Windows より LP を速く解く

LP について少し調べ物をしていたら、以下の論文をみつけた。

http://arxiv.org/pdf/1209.4308v1.pdf

この手法の場合は、Linux のほうが Windows よりも高速に実行できるようである。
OS の違いがどのように表れてきているのか、気になるところではある。

今日の作業内容:資料下調べ 2h
今日のランチ:つかさ サーモン照り焼き
明日の予測作業時間:3h


2013年11月6日水曜日

[解決編]Tex の eps のずれを直す

前回は、TeX の eps のずれをうまく治せなかったが、ようやく治し方が判明。
これにより、
\usepackage[xdvi]{graphicx}
\usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
と xdvi, dvipdfmx を分ける必要が無くなり
\usepackage{graphicx}
で xdvi, dvipdfmx の両方でずれがなくなった。

方法は、
http://fenrir.naruoka.org/archives/000576.html
を参考にしたが、


$ for epsfile in *.eps; do epstopdf --outfile=__tmp.pdf $epsfile; pdftops -eps __tmp.pdf $epsfile; done

とepstopdf と pdftops で PDF に一度変換して、eps に戻すとずれが治った。

今日の作業内容:論文査読 2h
今日のランチ:東急ストア けんちんうどん+ゆず風味ひじきサラダ
明日の予測作業時間:2h



2013年11月1日金曜日

RAMP2013@鹿児島

今週の前半は、RAMPシンポジウムが鹿児島で行われたので、メモを残しておく。

往路の飛行機はSNA73。
ソラシドエアで、ANAとのコードシェア便だが、ピスタチオグリーンが基調になっているのでトリトンブルーの ANA とは雰囲気が違って見える。
機内では、今回は A 列を確保できたので、富士山だけでなく、鎌倉や江の島、沼津や浜名湖のあたりが手に取るようにわかる。

鹿児島空港から鹿児島中央駅へは空港バスで40分程度。
アミュプラザの5階で鶏飯定食を食べる。
あっさりとした出汁が効いていて、さっぱりと食べることができて美味しい。

この日はまだシンポジウムでははないので、少し観光をしてみる。鹿児島市内のバスは、市内の時計回りは頻度が高いが逆時計回りは頻度が低いので、ピンポイントで往復できないのが難易度高め。

シティビューに乗って、まずは城山展望台へ。高いところに来て、ざっとの距離感だったり方角だったりをつかんでおく。また、この日は晴天に恵まれたので、桜島がばっちりと見ることができた。
道路の細い歩道を降りて、西郷洞窟へ。ここは思っていたよりも小さい洞窟で狭かった。
そのあと、さらに道路を降りて西郷隆盛終焉の地へ。西郷洞窟からは、あっという間で、洞窟を出たところから既に狙撃されるほどに政府軍が近づいていたことが分かる。

さらに降りてきて鹿児島城の跡に作られた黎明館に入ろうとしたら、月曜で休館ということでがっかり。国道に沿って歩いてきて、西郷隆盛の像の前で写真撮影をする。ここは写真撮影スポットを準備してくれてある。照国神社へ参拝をして、天文館の商店街を歩いて、維新ふるさと館へ。
維新ふるさと館は、名前が示す通り、維新で活躍した人を取り上げており、特に西郷隆盛、大久保利通、篤姫の3人の人気が高いようだ。

少しの間でも観光をしてみると、どこの人がどういった人を大切にしているかわかるし、こういった価値を知っておくことが「何が役に立つのか」を考えるうえでも欠かすことのできない要素になっていると考えてもいる。

2日目はシンポジウム。
市電は、朝の時間帯は高頻度で走っているので、すぐに乗ることができた。
最近は電車の中で研究資料をチェックしたり考え事をしたりしているが、電車は降りる時間が決まっているだけに集中できるのではかどる。

工学部前で市電を降りるとシンポジウム会場の稲盛会館は目の前で、あっという間に到着。
午前中の内容は、マッチング。

セッションメモは、自分の書いたメモから、さらに役立ちそうなところを抜粋。
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◎「マーケットデザイン」は、マクロ経済の理論から得た知見を用いて、現実の市場や制度などを修正・設計する分野。
○実践例として、オークション設計やマッチングメカニズムなど
○マッチングのバイブル(教科書のようなところ)は Roth and Sotomaya (1990) がある。
○安定マッチングは DA で求められる。
○ボストン方式は昔からあるらしい。
○DA はボストン方式よりも優れているところが多いが、ボストン方式のほうが優れている点もあり、どのようなモデルを提案しても弱点は残る。
○現実に即して、弱点を克服できるようにすることも大事。
◎マルチエージェントシステム
○上下限制約のあるマッチングなどは、従来の手法では難しかったようで、今までマッチングを中心としていなかった分野から入ることで、従来手法にとらわれない手法を作り出している。
○現実には、上下限制約のように様々な制約が課される状況があるが、このような制約をどのように扱うか、というのを考えてみると、未解決の課題などが見つかり、今後の研究につながったりもする。
◎近似アルゴリズム+安定マッチング
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午後はネットワークの設計について
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◎通信ネットワーク最大化
○「ヒトからヒトへの通信」から「機械から機械への通信」になっている。
○最適経路探索などは、厳密な最適解を求めることよりも、制限時間内に優良な解を求めることが重要である。
○通信ネットワークの理論は複数理論の組み合わせで成り立っており、「数理最適化」「グラフ理論」「待ち行列理論」など様々な研究の視点がある。
◎無線 LAN の通信帯域の決定をゲーム理論の手法で考える
○スループット最大化などが目的関数となる
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鹿児島滞在3日目はシンポジウム2日目。
今回の宿泊は東急インであったが、部屋からは市電の駅を眺めることができるし、朝ごはんには鶏飯とカレーの両方が楽しめたり、ととても楽しめるホテルだった。
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◎電力の価格決定を数理最適化の手法で計算。
○A day-head market, online pricing
○プレーヤーは需要と供給の2人
○Dual の Lagrange乗数が価格に一致する
○あとは最急降下法などを用いる
○Arrow-Hurwicz-Uzawa type Gradient method
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シンポジウムが終わってから、空港バスで中央駅から鹿児島空港へと移動。
帰りの飛行機はANA630便。
機内でお弁当を食べ始めたら、客室添乗員の人がすぐにおしぼりを持ってきてくれた。
とても気が利いているのにビックリだった。
ちなみに、電車と違って、飛行機だとあまり研究には集中できない体質なので、飛行機では研究資料などは読んだりしない(気圧の変化の影響なのかも)。

帰りは F 列の席を取ったので、着陸直前に地上の夜景を見ることができた。
首都圏なので当然のことながらたくさんの電気がついているわけであるが、当然のことながら、その一つ一つに生活があるわけで、いい研究をするっていうことはそういう生活につながったりする、とも思ったりもする。